「ドリフト界のアイドル」と呼ばれる女性レーサーの下田紗弥加さんをご存知でしょうか?
ドリフト競技で女性で世界一に輝いたレーサーですが、少し前までは普通のOLでした。
そのため、現在大きな注目を集めており、TV番組の『激レアさんを連れてきた』に出演するほどです。
この記事では下田紗弥加さんについて詳しく紹介していきます!
下田紗弥加さんとは何者?
名前 | 下田紗弥加 |
年齢 | 非公開 |
出身 | 千葉県 |
身長 | 168cm |
職業 | ドリフトドライバー |
下田紗弥加さんはまだ男性中心の競技であるモータースポーツで活躍している女性のドライバーです。
2018年から開催され始めたD1Lightsというドリフト走行を競うモータースポーツの競技に参戦していて、2019年に中国・北京で開催された「IDLCドリフトレディース世界大会」でなんと優勝を果たしました。
168cmの長身とルックスの良さから「ドリフト界のアイドル」と呼ばれ、「ドリフトエンターテイナー」として多くの人に活力を与えています。
また2022年6月にはD1GP(全日本プロドリフト選手権)にて女性ドライバー初のベスト8進出も成し遂げています。
競技「ドリフト」とは?
そもそもドリフトがどのような競技なのかをあまり知らない方もいるのではないでしょうか。
一般的なレースは速さを競うのに対し、ドリフトは芸術性や技術を競う競技です。
勝敗はドライバーの技術力によって決まります。
いかに大きな角度や高いスピードで迫力を出せるか、いかにスムーズに動き続けられるかがとても重要です。
D1GPは2000年から始まった大会で、普通のレースより会場が狭く全体を見渡せるため、迫力があり盛り上がりやすいです。
下田紗弥加さんの経歴
下田さんは学生時代はプロのバレーボール選手を目指していたそうです。
高校に特待生として入学するだけの実力も持っていましたが、怪我が続いてしまったため3年生の時に夢を諦めたそうです。
その後は目的がなくなってしまい、卒業後就職して高校の奨学金を返すべく働いていたそうです。
次第に何かを成し遂げたいという思いが膨らみ、まずそのためにはお金が必要だと思い、なんと過労で救急車で運ばれたことがあるほど限界まで働きました。
そしてお金がかかるため自然と目を背けていた、好きだった車と向き合いレーサーになりたかったことに気づいたそうです。
またD1GPを初めて観戦した際に、大いに感動し求めていたものだと直感したことからドリフトを目指し始めたそうです。
以降はAT限定しか持っていなかったにもかかわらずマニュアル車をすぐに購入したり、免許取得後は近くにあるサーキットでの練習に凄まじい時間と労力を費やしたりと持ち前の行動力を発揮していきました。
横転して血まみれになるような事故も経た結果、世界に通用する技術を身につけたそうです。
下田さんの現在
有力な選手の一人となった今、下田さんにはアディダスやジャバを含む10社以上のスポンサーがついており、マシン修理にかかる莫大な費用を支えているようです。
また下田さんはYouTubeのチャンネルも開設しています。
非常に人気の高いドライバーなので、すでにチャンネル登録者は10万人を、総再生回数は2000万回を超えています。
こちらの動画は最も再生回数が多く、270万再生を超えています。
プロドライバーのドリフト技術を多視点から迫力ある映像で観ることができます。
他の動画も普段あまり観る機会の少ないドリフトドライバーについて知ることができるため、是非ご覧になてみてください。
まとめ
プロドライバーの下田紗弥加さんについて紹介させていただきました。
女性の少ないレーサーの世界で大活躍し、結果的に性別の壁を壊すことに貢献しとても注目を集めているドライバーです。
是非今後の活躍も追ってみてください!
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