2022年10月に「Overwatch 2」が基本プレイ無料でリリースされたことで再度オーバーウォッチが注目を集めています。
ストリーマーもオーバーウォッチの配信をしていたり、CRカップが開かれたりしていますね。
そんな人気のストリーマーには以前オーバーウォッチのプロとして活躍していた方がたくさんいます。
そこで、この記事では現在活躍している人気ストリーマーや別のゲームのプロゲーマーの中で以前オーバーウォッチのプロだった方を紹介します!
網羅できているわけではないですが是非最後まで読んでいってください。
Overwatch2とは
Overwatch2はキャラクター毎の特殊能力を活かして戦う5vs5のチーム制のFPSゲームです。
以前のOverwatchはゲームを購入しなければ遊べませんでしたが、2になって基本プレイ無料になり敷居が一気に下がりました。
また6vs6から5vs5になっただけでなく、マップやキャラが追加されたりキャラクターにも調整が入ったのである程度以前のOverwatchから変化しています。
プロゲーミングチームのCrazy RaccoonによるCRカップはOverwatch2でも行われており、とても盛り上がりました。
第1回CRカップOW2についてはこちらの記事でまとめています。
元OWプロのストリーマーやプロゲーマー
現在もストリーマーや別のゲームのプロとして活躍している方のオーバーウォッチや他のゲームの経歴を簡潔に紹介します!
全てのプレイヤーを網羅できているわけではありませんが、個人的に調べることができた範囲で紹介していきます!
現在ストリーマーの選手
関優太
日本の配信者界の重鎮の一人である関優太さんはDeToNatorに所属していました。
2016年にOverwatch部門に加入したのち、アジア予選に日本代表のキャプテンとして出場した経歴があります。
またOverwatchの前には2012年にSPECIAL FORCE2というゲームで日本代表チームとして韓国チームと対戦していたことがあります。
現在はDeToNatorの配信者部門に所属しストリーマーとして活動しています。
SPYGEA
重鎮の一人であり191cmの高身長が特徴のSPYGEAさんは、DeToNatorのOverwatch部門設立時に加入した初期の競技選手です。
2016年にDeToNatorのストリーマー部門に移動しましたが、2021年に卒業したのち2022年8月に日本人初のFNATICのクリエイター部門に加入しました。
YamatoN
YamatoNさんはDeToNatorのOverwatch部門の設立時にリーダーに抜擢され競技シーンに出ていました。
Overwatch以前にはクロスファイアというゲームの世界大会で準優勝したりAVA(Alliance of Vailiant Arms)では強豪クランのGalacticに加入して活動していたりしました。
ストリーマーとしてだけでなく大会の解説者としても活躍していましたが、2022年2月にDeToNatorを卒業しREJECTのチーム運営武部長に就任しました。
SHAKA
日本のTwitch配信者でトップの人気を誇る釈迦さんはDeToNatorの傘下組織であるDETONATOR5のOverwatch部門のリーダーとしてプロになっていました。
元々2012年からDeToNatorのAVA部門に所属していましたが2016年にOverwatchに転向しました。
2021年9月にDeToNatorを卒業し現在はフリーになっています。
XQQ
XQQさんは2016年5月にDeToNatorのOverwatch部門に加入し、国内大会優勝という経歴を持っています。
Overwatchの以前には2014年からJBLというチームに所属しており、BF4(Battlefield 4)で競技勢として活躍していました。
DeToNatorを脱退してからはGreen LeavesやSunsistersといったチームにも所属していました。
しかし、以降はコーチとしてのキャリアを積んで行き、女子e-sportsチームのCHARLIE’S SPICEやCYCLOPSというチームのR6S(Rainbow Six Siege)部門のコーチになっています。
現在はZETA DIVISIONのValorant部門のコーチとして活躍しています。
sasatikk
sasatikさんは2016年にRascalJesterのOverwatch部門に加入しプロゲーマーとして活動していました。
2018年にRascalJesterがOW部門を休止してからはストリーマーとして活躍しEscape from TarkovやLeague ofLegendsなどさまざまなゲームの配信をしています。
うるか
うるかさんは釈迦さんと同じDETONATOR5のOverwatch部門に2016年当時最年少で所属していました。
うるかさんはかなり競技勢としての経歴が長く、DETONATOR5を卒業した後はUSG IridataのOW部門に加入し、同じUSG IridataのApex部門に転向しました。
2020年に脱退後はBBV(BlackBird Ventus)のApex部門に所属し、日韓1位という偉業を成し遂げています。
2021年にはRIG(Reignite North)のApex部門に移籍し、Streamer部門に転向したのちに脱退。
最終的に2021年7月から現在までCR(Crazy Raccoon)のストリーマー部門に加入しています。
ゲームIQがとても高くカジュアル大会のコーチを担当することもあります。
Cpt
Cptさんは所属していたチームは不明ですがオーバーウォッチのプロだったと言われています。
第1回CRカップOW2が開催された際にコーチを担当しており、他のチームのコーチが全て元プロだったことも含めると間違いないと思います。
Cptさんは以前MVPという韓国のプロゲーミングチームでApexの競技シーンで世界大会の優勝なども経験しています。
その後CRのApex部門に移籍し、2022年5月にストリーマー部門に転向しています。
rion
rionさんはF4EのOverwatch部門からOverwatchの競技シーンに参加し始めました。
7th heavenやLiabalent Supremeといったチームにも移籍しプロとして活躍していました。
Overwatchのプロになる前はF4EのAVA部門でプロゲーマーとして活動していたようです。
Overwatchの競技シーンから2018年に引退した後は、ROX Orcas BlueやsnowflakesというチームでPUBGの競技シーンに参加しています。
さらに2020年7月にはCRのValorant部門に加入して2年ほどプロとして活躍したのちにストリーマー部門に転向しました。
Jasper
JasperさんはLibalent SupremeのOverwatch部門に所属し日本代表チームにも参加していました。
元々Unsold Stuff Gamingというプロチームに所属していましたが、2017年に株式会社Liablent Supremeとの移籍の合意によりチーム全員がLiablent Supremeに移籍したそうです。
現在はフリーのストリーマーですが、スタンミさんやらいじんさんなどがいるげまげまというグループの一員としてよく一緒に配信しています。
ふらんしすこ
ふらんしすこさんは2016年にDetonatioN GamingのOverwatch部門に加入し、短期間ですが競技シーンに参加していました。
脱退後は一般企業に就職するも、2018年にSCARZのFortnite部門に加入し新たにプロゲーマーとなりました。
2018年10月にはCRに加入してストリーマーとして活躍しています。
すもも
すももさんは2016年にDetonatioN GamingのOverwatch部門に加入してプロゲーマーになりました。
それ以前には全くゲームの大会に出場したことはなかったものの、DetonatioN Gamingがメンバーを募集しているのをたまたま知り試しに応募したところ合格したそうです。
現在はDetonatioN GamingのストリーマーとしてApexを中心に活動しています。
Clutch
ClutchさんはF4Eというチームでオーバーウォッチの競技シーンに出場していました。
その前にはAVAの世界大会に出場経験があります。
オーバーウォッチの後はPUBGでもプロになっており、ROX Gamingというチームにも所属していました。
現在はLag Gamingというチームのストリーマーとして活動しています。
渋谷ハル
少しメタい内容になってしまいますが、渋谷ハルさんは前世(中身の人)がDetonatioN Gamingに所属するOverwatchのプロゲーマーでした。
Overwatchのプロ引退後はRush Gamingの社員として働きつつPUBGのチームにも参加していたそうです。
その後に現在の渋谷ハルさんとしてVtuberの活動を始めました。
特別編:ta1yo
間違いなく日本最強のOverwatchプレイヤーとして競技シーンで大活躍していたのがta1yo(タイヨー)さんです。
ta1yoさんの偉業はなんと言っても日本人で初めてオーバーウォッチリーグに入ったことです。
オーバーウォッチリーグとは世界で一番大きな公式のオーバーウォッチの大会なのですが、その仕様が少し特殊です。
オーバーウォッチリーグに出場するためには「オープンディビジョン」→「トライアル」→「コンテンダーズ」といった順番で地方大会などを勝ち上がりつつ世界大会で結果を残す必要があります。
さらに、現在参加しているチームからスカウトされなければ出場することができない仕組みになっています。
そのため、ta1yoさんはとてつもない偉業を成し遂げたと言うことができます。
ta1yoさんは複数のチームを転々としてきました。
USG Iridataから本格的にプロゲーマーとして活動し、その後はCYCLOPS athlete gamingやJUPITERに所属するも、一時期は学業を優先し競技シーンから離れました。
しかし、海外のプロチームであるThird Impactに加入して復帰したのちに、San Francisco Shockというリーグ最強チームに加入したことで海外リーグ入りを果たしました。
2021年10月に競技シーンを引退した後はZETA DIVISIONのクリエイター部門に加入し、現在は配信者として活動しています。
競技シーンは引退したものの実力は健在なので、是非ta1yoさんのYouTubeチャンネルでその技術を観てみてください!
現在他ゲームのプロの選手
Selly
Apexの最強の選手として有名なSellyさんは以前はCloud9という海外のチームに所属するOverwatchのプロとして活躍していました。
以降はApexの競技シーンに移行しWyvernやT1といった海外のプロチームにも所属していました。
そして2020年12月にCRに移籍し現在もApexのトッププロとして大活躍しています。
Pepper
VARRELに所属する現役Valorant選手であるPepperさんは、以前はLibalent Supremeに所属するOverwatchのプロゲーマーでした。
その後はPUBGに移行してPENTAGRAM NAVILLERやZoo Gamingなどの複数のチームを渡り歩き、のちに戦国ゲーミングに移籍してValorantの選手となります。
DetonatioN Gamingにも所属していましたが、2022年12月にVARRELに新設されたValorant部門に移籍しました。
TENNN
現役のValorant選手であるTENさんは以前Green LeavesのOverwatch部門に所属するプロゲーマーであり世界大会の出場経験もありました。
2020年にはDetonatioN GamingのValorant部門に移籍しValorantの競技シーンに出場しています。
Dep
Depさんは「神の子」と称される程の人智を超えたエイム力を持つプレイヤーであり、現役のValorant選手です。
最初の経歴としてCYCLOPS athlete gamingのOverwatch部門に所属しており、2018年に日本代表にも選ばれる実力を持っていました。
その後はPUBGに移行しSCARZのPUBG部門に移籍して日本代表に選ばれています。
そしてREJECTのValorant部門に移籍してValorantのプロゲーマーとして活躍し、現在はZETA DIVISIONの選手となっています。
まとめ
かなり長くなってしまいましたが、これでも一部の方しかカバーできていないと思います。
FPSの実力が高い方にはOverwatchのキャリアを持つ場合が多く、Overwatchが上手ければ基本的にどのFPSも上手いと言われています。
Overwatchは日本のプロゲーム市場を盛り上げ認識を広げたかなり偉大なゲームだと思います。
興味のある方は是非Overwatch2をプレイしてみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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