教えない算数教室で話題の宮本哲也さんをご存知でしょうか?
宮本さんは子供のやる気を最大限に引き出し、卒業生の大半を難関中学に合格させている実績を持つすごい方です。
またベストセラーの大人気パズル本を執筆した方でもあります。
今回の記事では宮本哲也さんいついて紹介していきます!
宮本哲也とは何者?
生年 | 1959年 |
出身大学 | 早稲田大学文学部 |
職業 | 数学教師 |
宮本哲也さんは学生時代に塾業界で経験を得て大学卒業後塾講師になり、その後の1993年に「宮本数学教室」を横浜に設立しました。
日本橋からマンハッタンなど国を超えて移転したのち、現在の千代田区に辿り着き、「指導なき指導」を掲げています。
この唯一無二の指導法が宮本哲也さんの大きな特徴の一つです。
また宮本さんは「賢くなるパズル」というシリーズ本を著し、300万部を超える大ベストセラーとなっています。
その中でも、宮本さんが発明した算数パズル(Ken Ken Puzzles)は世界10カ国語に翻訳されるほどの人気を誇っています。
教えない算数教室とは?
宮本さんの算数教室の最大の特徴が、「教えない」という点です。
宮本さんは面白くなければ子供は嫌がるし、自分から解決しなければ意味もないということを強く主張しています。
ちまたに存在する算数の問題の99%は易しくてつまらない問題で、子どもが嫌がるのは当たり前。面白い問題だけが子どもを夢中にさせます。子どもには教えたって無駄なんです。自分で解決しなければ意味がないし、問題を解き、説明を理解すれば賢くなるわけではない。考え続けるから賢くなる
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そのため、宮本算数教室では宮本先生が考案したパズルを生徒がそれぞれで解き、生徒が挙手したら先生がただ答え合わせをします。
教師がパズルを解く上で指導することもなく、初めてやってきた生徒にも特にパズルの説明もしないそうです。
全て自分で解かせるというのは厳しく映るかもしれませんが、宮本先生は決して生徒を急かすことをしないそうです。
工夫しているとある日突然伸びる子がほとんどであり、それを重要視しているため、親が子供の学習に口出しすることもやめさせています。
一般的な塾とはかけ離れた方針を取る宮本算数教室ですが、卒業生のなんと8割は開成や筑駒や麻布といった首都圏の超難関中学に合格しています。
宮本さん自身は中学合格もあくまで副産物と言っていますが、その効果の凄さにより教室の人気も上がっています。
算数パズルとは?
算数パズルは宮本さんが考案した計算力や思考力、集中力を伸ばすことができる数字のパズルです。
海外ではKen ken puzzelsという名称で定着しているかなり有名なパズルです。
パズルにも種類があり入門編や基礎編などレベルに合わせて始めることができます。
足し算のパズルと掛け算のパズルなどがあるため、掛け算を習っていない小さい子供でも始められます。
このパズルを文章で説明してもわかりづらいと思うので、YouTubeにあった解き方を解説しているこちらの動画を観てみてください。
賢くなるパズルには非常にたくさんの種類があります。
それぞれチェックしてみたい方はこちらの公式サイトを確認してみてください。
また、宮本さんの賢くなるパズルにはスイッチのソフトもあります。
ゲーム感覚で解いていくことができるため、こちらもおすすめです。
まとめ
宮本哲也さんについて簡単に紹介させていただきました。
算数パズルの発明は非常に画期的であり、最近はあまり注目されていなかったものの本来なら小学校などでも導入すべき素晴らしいパズルです。
単純計算を繰り返していてもつまらなかった思い出は皆さんもあるのではないでしょうか?
小さい子供がいる方などは是非一度やってみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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